STEP1 自己分析

転職活動をするにあたって大事なことは、『自分を理解すること』。

自分に合った仕事を探すためにも、経歴書類や面接でアピールする上でも、
この『自己分析』は避けることはできませんが、自分を理解している方はそう多くはありません。

『自己分析』と書くと堅苦しい表現になってしまいますが、要は自分自身を見つめ直し、自分が今までやってきたことや考えてきたこと、強み・弱み、アピールポイントを整理しましょう、ということです。有意義な転職活動をするためにもまずは、自分自身をしっかり見つめ直すことから始めましょう。


自己分析の第一歩は、職務経験の『棚卸し』から。まずは現職の仕事から取り掛かるとスムーズに進みやすいと思います。まずは日々の仕事内容を細かいことも含め全て紙に書き出すことから始めてみましょう。自分の頭だけで思い出すのが難しいようでしたら、過去の手帳、会社のPC、仕事で作成した資料、受け取った名刺などを見てみると良いかもしれません。

一通り書き出したら次は整理です。整理の仕方は人それぞれやりやすい方法があると思いますが、例えば管理部門を全般的にやっている人であれば、『経理』『総務』『人事』『その他事務』など分野別で分けて考えると整理しやすいと思います。

この『棚卸し』で重要なポイントは、ただ単にやってきた仕事を整理するだけでなく、仕事への『意識・姿勢・成長』もセットで考えることです。人間であるからには機械のように無意識に仕事をしている人はいないはずです。

『どんな姿勢や意識をもって仕事に取り組んできたか』
『取り組んだ結果、どんな成果があったか』
『自分自身がどのように成長したか』

日々淡々と仕事をこなしている人も、何かしら意識を持って仕事に取り組み、日々成長していることと思います。些細なことでも良いので、取り組んだことで生じた変化を探し出してみましょう。


自分自身をどれだけ客観的に見ようと思っていても主観的に考えてしまうことも多いと思います。自分ひとりで考えるだけでなく、周囲の人から客観的な意見をもらうことも一つの方法です。

もっとも参考にできるのが上司からの評価です。さすがに転職活動に向けて改めて評価を聞くことは難しいと思いますが、月次や四半期毎のレビューなどで言われたことを思い出してください。無意識にやっていることが高く評価されたり、逆に叱責をされたり、言われてから考えてみると確かに的を得ているな、と思うことも多いと思います。仕事上で自分が気付かないことを指摘してくれるのが、会社の上司や先輩、同僚であると思います。

家族や友人に聞くのも一つの方法です。あらたまって意見をもらうのは恥ずかしいとは思いますが、一番身近な存在である家族や昔から知っている友人からは、貴重な意見をもらうこともあるはずです。上司や同僚にはできないような相談事や、適性・適職に関する意見を求める場合(例えば、『こういう仕事をしてみたいんだけど向いているかな?』など)も、気の知れた相手であれば親身に答えてくれると思います。

もちろんキャリアアドバイザーからアドバイスをもらうのも一つの手です。転職活動に向けて、軸のブレを修正したり、方向性の最終的な確認をしたりなど、客観的な視点から貴方の自己分析をサポートするのがキャリアアドバイザ-の役割です。弊社でも有意義な転職活動ができるよう、二人三脚でサポートをさせて頂いております。


これまでの職務経験、強み・弱み、今後の方向性についてある程度整理ができましたら、最後に過去の自分から未来の自分を通して見てみましょう。その際には、『一貫性、軸はあるか?ブレていないか?』という視点で見てみて下さい。おそらく一貫性に欠けているところが見つかると思いますが、そもそも職歴に一貫性のある方は稀です。

面接では一貫性に欠けているところは厳しく突っ込まれることが多いです。例えば、『1社目で経理をして、2社目でSEの仕事をして、もう一度経理に戻りたい』という人がいたとします。その場合、面接では『なぜ2社目に行ったのか?』、『なぜまた経理に戻るのか?』と必ず質問されますが、理由をしっかり伝えることができなければ、面接を通過することはほぼ不可能です。

一貫性がない箇所が見つかった時に大事なのは、

『人生の転職における自分の行動に軸のある考えを持たせること』
『考えに変化が生じている場合は、変化のきっかけとプロセスをしっかりと考えること』

です。経歴をかえることはできません、過去の自分の決断や行動を悔いても仕方がありません。ただ、経歴上一貫性がないように見えても、『軸のある考え』という接着剤を使うことで関連づけることができます。

最終的に、『高校~大学~1社目~(資格の勉強)~2社目~現在~未来』まで、自分自身を主人公としたストーリーを作ることができれば、しっかりとした自己分析ができたと言えると思います。